『ある意味名著』
この本は平成4年に出版され現在も出版され続けているロングセラーの本で、私の本は平成9年発行だがその時点で25版に及んでいるので、よく売れている本だといえる。著者は漫画家であるが、女性遍歴には自信があってこの本を出したんだろう。女性遍歴の詳しい事情は「プレイボーイ千人斬り」という本も出しているので、そちらに詳しく述べられている。
この本はナンパはゲームと割り切って付き合うことを前提に、どうやったら女と刹那的肉体関係を結べるかというテクニックを具体的に伝授している。著者は女をランク分けして費用対効果を考えて、例えばCクラスの女はデート3回でモノにせよと教える。最初のデートではとにかく心のやさしい男性であることを印象付け、もう少し話をしていたいな、というところで切り上げる。2回目はいかに時間を忘れさせるほど楽しくさせるかに全力をかけて努力する。3回目は10日間待って誘うなどである。抵抗する女への対処法などは体験が裏打ちされているのか説得力がある。著者自身の珍妙で貴重な体験談も書かれてあり、ハウツー物としてだけでなく読み物としても面白い。